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コラム

100〜200球打っても変わらなかったスイング、原因は「身体」だった|APEX体験記①

APEX™ 体験記 ①

100〜200球打っても変わらなかった
スイング、原因は「身体」だった

※ この記事は、プレミアジム春日後楽園のマーケティング担当スタッフが、APEX™を実際に受けながら書いている体験記です。ゴルフ独学3年、スコア90台後半のアマチュアゴルファーが感じたことを、そのまま記録しています。

2026.06.26 / TACプレミアジム春日後楽園 / APEX™ ゴルフパフォーマンスプログラム

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ゴルフを独学で始めて、気づけば3年が経った。

最初は、とにかくたくさん打てばうまくなると信じていた。幸い引っ越した先のすぐ近くにいい練習場があって、環境だけは恵まれていた。

仕事帰りや休みの日に練習場へ行き、100球、多いときは200球を打つ。隣でアドバイスしてくれる人はいないから、YouTubeを頼りに感覚をつかんで、自分なりに一生懸命やっていた。

でも、変わらなかった。

あれだけ打っているのに、スイングが劇的にきれいになるわけでも、安定感が出てくるわけでもない。

練習場で「今日はなかなかいいかも」と手応えを感じることはあった。けれどコースに出ると、決まって崩れる。

いまはなんとか100を切って、90台後半を維持している。ただ正直なところ、自分のゴルフが「安定している」とはまだとても言えない。

たくさん打つことが、答えではないのかもしれない

あるとき、こう思った。

100球、200球打っても変わらないなら、
そもそもこんなに打つ必要があるのだろうか。

それから練習のやり方を変えた。

練習場へ行く頻度は週2回ほどに絞り、1回に打つ球数も30〜50球に減らした。その代わり、必ずターゲットを決めて、1球1球に集中することだけを意識した。

やってみると、むしろ集中力が上がった。球数が少ないぶん1打を丁寧に準備するようになって、惰性で流すショットが減った。以前は「たくさん打てた」こと自体に満足していたけれど、いまは1球1球が身体に残る感覚がある。

ただ、そこで次の問題が見えてきた。

身体のコンディション、だった。

スイングは毎回同じなのに、
身体は毎回違った

練習を続けていると、その日の身体の状態によってスイングが大きく変わることに気づいた。

身体がよく回る日はリズムもいい。でも別の日には、バックスイングの出だしからもう窮屈だった。

自分はとにかくバックスイングで身体を回すのがきつかった。最初は「スイングの仕方が悪いんだろう」と思っていた。

でも、調べたりトレーニング動画を見ていくうちに、少し違う考え方が頭に浮かぶようになった。

問題はスイングそのものではなく、
そのスイングを再現する「身体」にあるのかもしれない。

自分は特に骨盤まわりの可動性が低かった。身体が十分に回らないのに無理にバックスイングを作ろうとすれば、どこかで代償動作が出るのは当然だ。

スイングはクラブを振り回すだけの動作ではない。筋力、可動性、安定性、バランス、回旋能力、下半身の力、体幹の支える力——それらすべてが合わさって生まれる動きだ。

なのに自分はずっと、結果として出てきたスイングだけを見て直そうとしていた。

なぜ100〜200球打っても、
スイングが変わらなかったのか

これに気づいてから、多くのことが説明できるようになった。

  • なぜ100球、200球打ってもスイングがきれいにならなかったのか。
  • なぜ練習場ではよかったスイングが、コースでは崩れたのか。
  • なぜ同じミスが何度も繰り返されたのか。
  • なぜキャスティングのような悪い癖が、なかなか直らなかったのか。

身体がその動きをする準備ができていなければ、頭でどれだけ理解してもスイングは変わらない。

胸椎が回旋しなければ手でクラブを送り出すようになる。骨盤がうまく動かなければバックスイングが窮屈になり、身体が浮いて軸がブレる。下半身の力が足りなければ地面反力を使えず、上半身頼みのスイングになる。体幹が支えきれなければ、速く振ろうとするほど崩れる。

結局、アマチュアのスイングは、
その人の身体に合った形で出てくる。

身体に不足している部分があれば、それを補うために代償動作が出る。そしてその代償動作を繰り返すことで、悪い癖として身体に刻まれていく。

自分はずっとその代償動作だけを見て「これを直さなきゃ」と思っていた。でも本当に見るべきだったのは、なぜその動きが出ているのか、だった。

プロはなぜ、ゴルフのための
身体を別に作るのか

プロゴルファーの日常を見ると、毎日球を打っているだけではない。ウエイトトレーニング、ファンクショナルトレーニング、可動性づくり、ケガ予防のルーティン——ゴルフのための身体を、別に作っている。

当然といえば当然だ。下半身の爆発的な力で飛距離を伸ばしたいなら、その力を生むためのトレーニングが要る。スクワット、ブルガリアンランジ、ヒップヒンジ、体幹トレーニング。そうした動きがスイングの土台になっている。

なのにアマチュアの自分は、スイングだけを見ていた。身体はそのままで、スイングだけ変えようとしていた。

いつの頃からか、ゴルフスイングのショート動画よりもトレーニング動画を多く見るようになっていた。スイングの形よりも、そのスイングを可能にする身体の条件のほうが、ずっと気になるようになっていたからだ。

3年ほどゴルフを続けて、
自然とたどり着いた結論はひとつだった。
スイングを変えたいなら、まず身体を変えなければならない。

だから、APEXを始めた

そういう流れのなかで、プレミアジム春日後楽園のAPEXを始めることにした。

APEXは一般的なゴルフレッスンというより、ゴルフパフォーマンスのためのトレーニングプログラムに近い。担当はTPI認定トレーナーの太田トレーナーで、プログラムはJLPGAプロの佐藤絵美プロが監修している。ふたりに共通しているのは、スイングの見た目よりも、そのスイングを生み出す身体の土台を重視しているという点だ。

太田トレーナーは長いトレーニング経験のなかで、身体が変わればスイングが変わり、飛距離も変わる事例を何度も見てきたという。単に筋肉をつけるのではなく、ゴルフに必要な可動性・安定性・回旋能力・下半身の力・体幹を作っていくこと。その変化がスイングと飛距離に直結することを、現場で経験してきた人だ。

佐藤絵美プロもまた、選手としてコンディションを維持することの重要性を誰よりもよく知っている。コンディション、身体の動き、ケガの管理、スイングの再現性——プロにとってはそのすべてが競技力に直結する。やみくもに動くのではなく、自分に合ったトレーニングをすることの大切さを、選手生活のなかで身をもって経験してきた人だ。

自分が求めていたのは、ただがむしゃらに動くことではなかった。ゴルフスイングに本当に必要な身体の動きを確認して、自分に足りないものを正確に把握したかった。

スイングを無理やり直すのではなく、
そのスイングが自然に出てくる身体をまず作ること。
APEXは、その方向に近いプログラムだと感じた。

初回は、TPIボディチェックだった

APEXの初回は、ボディチェックだった。

TPI評価シートをもとに、可動性・安定性・回旋能力・左右バランスなど、ゴルフスイングに関連する要素をひとつずつ確認していく形式だ。骨盤傾斜、骨盤回旋、上半身回旋、オーバーヘッドディープスクワット、90/90、片足バランス、下半身1/4回旋、座位上半身回旋、手首の可動性……項目は思っていた以上に細かかった。

「身体が硬い」「柔らかい」という大雑把な話ではなく、スイングに必要な動きを部位ごとに分解して確認していく。自分の身体がどこまで動くのか、どちら側が制限されているのか、バックスイングを妨げている要因はどこにあるのか。そういったことをひとつひとつ見ていく時間だった。

派手なトレーニングを想像していた人には、少し意外に映るかもしれない。でも自分にはむしろ、このスタートが合っていた。

たくさん打っても変わらないことは、もうわかっていた。いま必要なのは球数ではなく、正確な診断だと思っていたからだ。

結果シートに現れた、
自分の身体の問題

結果シートを見ながら、特に印象的だったのは胸椎と骨盤、そしてハムストリングスのあたりだった。

太田トレーナーによると、身体の回旋では胸椎と骨盤の動きが重要で、バックスイングが窮屈で身体がうまく回らない場合、スイングの問題というよりも胸椎の回旋や骨盤まわりの可動性不足が原因である可能性が高いという。

もうひとつ気になったのが、ハムストリングスだった。メモには、弱くて柔軟性も低いとあった。

最初は「ハムストリングスとゴルフスイングがそんなに関係あるのか」と思った。でも下半身と骨盤が安定して支えられなければ、バックスイングもダウンスイングも結局は上半身と手に頼ることになる——それはたしかに、納得のいく話だった。

  • 身体が十分に回旋しなければ → 手で補おうとする
  • 骨盤がうまく動かなければ → 上半身が無理に動く
  • 下半身が支えきれなければ → スイングの軸がブレる

それまで自分が感じていた問題が、結果シートの上でひとつずつつながっていく感覚があった。

「ああ、だからバックスイングがきつかったのか。身体を回そうとしても詰まる感じがしたのも、手や上半身で補おうとしていたのも——全部ここからきていたのか。」

以前はスイングを見て身体を推測していた。
今回は身体を見て、スイングを理解した。
この違いは、思っていたよりも大きかった。

100〜200球よりも大切なこと

振り返ってみても、100〜200球打っていたあの時間がすべて無意味だったとは思わない。あの時間があったからこそゴルフに慣れたし、自分なりの感覚も身についた。

ただ、あるところからはたくさん打つだけでは限界がある。身体が同じ状態なら、スイングも同じパターンに戻る。代償動作がある状態で球数を重ねれば、その代償動作がさらに深く身体に刻まれてしまうかもしれない。

だからいまの自分に必要なのは、もっと多くのショットではなく、もっとよい身体の状態だ。30〜50球しか打たなくても、身体が準備できた状態でしっかり打つ。ターゲットを決めて、1球1球に集中する。そのスイングを再現できる身体を作る。

いまはそっちのほうが、ずっと正しい気がしている。

初回を終えて

APEX第1回は、自分のゴルフの方向を改めて整理させてくれた時間だった。

ずっとスイングを変えたかった。でもいまは、少し違う考え方をしている。

スイングを直接変えようとするより、そのスイングが自然に出てくる身体をまず作る。可動性がよくなればバックスイングが変わる。下半身と体幹が安定すればインパクトが変わる。身体のコンディションが整えば、コースでの再現性も変わっていく。

もちろん、1回のボディチェックですべてが変わるわけではない。でも少なくとも、どこから始めるべきかはわかった。

3年間、独学でゴルフをしながら
回り道をして気づいたこと。

ゴルフは結局、身体でやるスポーツだ。
そしていいスイングは、いい身体の動きの上に生まれる。

APEXの初回は、その当たり前の事実を、自分の身体を通して確認した時間だった。

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